
「原点回帰」・・・・という言葉が浮かびました。
ホームスパンマフラーです。
シェットランド羊毛・・白にほんの少しグレーを含んでいる羊毛に、カーキ色をミックスしました。
以前見たファション誌で「グレイッシュカーキ」という色名を知り、すごく魅力を感じていました。
私なりにその色名のマフラーを作ってみました
シンプルで羊毛の良さが際立ったホームスパンらしい1枚です。
ホームスパンの仕事はとにかく足し算足し算の仕事と思いますが、めずらしく引き算された
仕事だったなと思います。色は少なく、紡ぎ織る、シンプルなヘリンボーンに・・・・
少しゆったりとした大きさの美しいマフラーになりました。
あまり色々なことができなかった若い頃に作ったものによく似ています。
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今日は岩手日報カルチャースクールホームスパン講座の1日
秋晴れの中、盛岡八幡宮のお祭りでした。
教室の窓から山車の通るところが見られてよかった。はいパチリ!
盛岡っぽい1日でした。
こんな写真もついでに。
半世紀以上前の昨日?今日?の写真。
お祭りの衣装を着せられて八幡様に行くところでしょうか?
誰でしょう・・・・・?
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今秋盛岡ツイードのポーチ、マットとコースターに続き納品しました。
こちらは雑貨店
「hina」さんにお届けしました。
グリーンとからし色を含む7色です。
布の厚みがふっくらとボリュームを出していて手に取るとそのあたたかさが伝わってきます。
革のアクセントがツイードととっても合っていて、バランスもいい具合になっています。
震災のあと、思うように糸を紡いだり織ったりする元気が出なく
ミシンを出してリネンの小物を作ったりしていました。
そんな時、友人から「福島の被災した子供たちにスクールバッグを作って」という
呼びかけがあるというメールが届きました。
早速布とテープを買い、指定されている大きさ、形に、4個(男の子用と女の子用)作ったり
しました。
その時 こう思ったんです。
「あー誰かの役に立つ物を作るって、物を作ることに向かうって、こんなにうれしく
心がホッとすることだったんだ」
私自身40年もの間、それなりに物を作り、仕事を維持し、生活の支えにもしてきたけれど、
辛かったり、プレッシャーに押しつぶされそうになったり、お金にならない空しさだったりと
結構大変だったんです。もちろん楽しいと感じたり、喜びや作る意味、意義はあるけれど、
まー楽な仕事ではなかったなと今も思っています。
もっと楽しく作っていいんだ、楽しさが伝わるような、生活に役立つ小物
それをウールの布でできないかなー、、、、
そうしてできたのが「盛岡ツイード」 なんです。
このポーチを見るとそのスタート地点を思い出したりします。
ちなみに、ヴォーグ社呼びかけのスクールバッグは、2000個の予定のところに
6万個集まったそうです。私と同じく4個作った人が多かったみたいです。
あの震災の時、私のように誰かのために・・・・が実は自分のためで、
物を作ることで心が救われた人がたくさんいたんですね。
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今秋の盛岡ツイードできました♪
今日は
「ひめくり」さんにマットとコースターを納品しました。
これからやってくる長ーい冬、その前の短い秋
長袖のTシャやブラウスから気温の低下とともに厚手のものを着ていく・・・・
この秋これを着ようと楽しみにしている服が、おしゃれさんにはあるよね。
色も少しづつ濃い色、あたたかい色、流行をちょっと取り入れてみた配色・・・・
ウールのセーターに帽子、手袋、マフラー、靴下と小物も考えてみると楽しい。
1年中着られますという服もあるけれど、日本にはせっかく四季があるのだから、
たくさんでなくても季節ごとのファッションを楽しんでみたらいいかなと思います。
というわけでやっとウールの季節がやってきます。
あたたかい飲み物にはこちらも衣替えをしてみては。あたたかさを保ってくれる
ツイードのマットとコースター、この秋はからし色もきれいですよ。
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